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第3章 不動産の価格を形成する要因 

不動産の価格を形成する要因(以下「価格形成要因」という。)とは、不動産の効用及び相対的稀少性並びに不動産に対する有効需要の三者に影響を与える要因をいう。不動産の価格は、多数の要因の相互作用の結果として形成されるものであるが、要因それ自体も常に変動する傾向を持っている。したがって、不動産の鑑定評価を行うに当たっては、価格形成要因を市場参加者の観点から明確に把握し、かつ、その推移及び動向並びに諸要因間の相互関係を十分に分析して、前記三者に及ぼすその影響を判定することが必要である。 

価格形成要因は、一般的要因、地域要因及び個別的要因に分けられる。 

第1節 一般的要因 




ポイント


総論3章では、価格形成要因を扱います。
ここの「価格形成要因とは~」、「不動産の鑑定評価を行うに当たっては~」は論文試験でもよく使うので暗記しましょう。

価格形成要因とは、三者に影響を与える要因です。(価格と三者の関係などは総論1章を振り返ってください)

■一般的要因
・(イメージとして)日本規模の要因(日本全体の位置や景気、国の財政赤字や法律など)
地域偏向性がある(一律同じ影響ではなく、地域によって影響が異なる。北は寒いし、南は熱い。)

■地域要因
・地域ごとの要因(総論2章「地域の種別」を振り返ってください)
・「的」がないことに注意(「地域的」要因ではない)

■個別的要因
・自分の家規模の要因
・試験的には暗記の優先度は高い(特に、建物及びその敷地)

地域要因や個別的要因は総論6章で地域分析・個別分析を行う大元となるものなので、6章を読む際には振り返りましょう。