1.個別的要因の分析上の留意点


1.個別的要因の分析上の留意点 

個別的要因は、対象不動産の市場価値を個別的に形成しているものであるため、個別的要因の分析においては、対象不動産に係る典型的な需要者がどのような個別的要因に着目して行動し、対象不動産と代替、競争等の関係にある不動産と比べた優劣及び競争力の程度をどのように評価しているかを的確に把握することが重要である。 

また、個別的要因の分析結果は、鑑定評価の手法の適用、試算価格又は試算賃料の調整等における各種の判断においても反映すべきである。 


(留意事項)

2.個別分析の適用について 
 (1)個別的要因の分析上の留意点について 
   対象不動産と代替、競争等の関係にある不動産と比べた優劣及び競争力の程度を把握するに当たっては、次の点に留意すべきである。 

  ① 同一用途の不動産の需要の中心となっている価格帯及び主たる需要者の属性 

  ② 対象不動産の立地、規模、機能、周辺環境等に係る需要者の選好 

  ③ 対象不動産に係る引き合いの多寡