Ⅳ 区分所有建物及びその敷地
(2)専有部分が賃貸されている場合 (留意事項)
(2)区分所有建物及びその敷地について 区分所有建物及びその敷地の確認に当たっては、登記簿謄本、建物図面(さらに詳細な図面が必要な場合は、設計図書等)、管理規約、課税台帳、実測図等に基づき物的確認と権利の態様の確認を行う。 また、確認に当たって留意すべき主な事項は、次のとおりである。 ① 専有部分 ア建物全体の位置、形状、規模、構造及び用途 イ専有部分の一棟の建物における位置、形状、規模及び用途 ウ専有部分に係る建物の附属物の範囲 ② 共用部分 ア共用部分の範囲及び共有持分 イ一部の区分所有者のみに属する共用部分 ③ 建物の敷地 ア敷地の位置、形状及び規模 イ敷地に関する権利の態様 ウ対象不動産が存する一棟の建物に係る規約敷地の範囲 エ敷地の共有持分 ④ 管理費等 管理費及び修繕積立金の額 |